ろくろの里「工藝の館」に行きました
石川県加賀市山中温泉は伝統工芸のひとつである山中漆器の産地ですが、そこからさらに
山あい入ると菅谷という地域があります。
この菅谷という地域は、お椀などの木地をろくろで挽く挽物木地師が昔から多いところです。
長年この地で活躍されている辻 新太郎さんという方が「工藝の館」という工房を
運営されています。
もともとこの建物は辻さんの生家でした。
こちらには3人のお弟子さんも一緒に作業されています。
こちらの工房では、木地挽きろくろ体験をすることができるんです!
というわけで、私もさっそく初めてのろくろ挽きに挑戦しました。
鉋(かんな)を使うので、おっかなびっくりです。
こういう作業を淡々とこなす木地師の方ってやっぱりすごいですね!
こういう感じの大椀の木地が仕上がりました。
このあと工房の方で、漆を塗っては拭くという作業をくり返す拭漆という方法で
仕上げてもらえます。
山中温泉に旅行で訪れたときにでも、ぜひ立ち寄ってみてください!
2014-07-13 | Posted in Studio tour | Comments Closed